大阪・生野の在日朝鮮人の町 兄妹の絆を描く 崔哲浩監督・脚本・主演「北風アウトサイダー」公開

俳優であり劇団主催者でもある崔哲浩が自ら監督、脚本、主演を務めた自叙伝映画「北風アウトサイダー」が、2022年2月11日より劇場公開されることが決まった。

「北風アウトサイダー」は、大阪・生野にある在日朝鮮人の町を舞台に兄妹の絆を描いた作品。みんなの母代わりであるオモニ(オカン)が亡くなる。オモニが始めた店の借金に追われ、15年前に失踪した長男ヨンギを除く3兄妹たちが途方に暮れるなか、ヨンギが帰ってくる。兄妹たちは、変わり果てた長男に困惑する。人種的偏見を受けながらも、貧しくとも笑いと励ましを忘れない家族が力を合わせ、人生の不条理と戦う人情劇が展開される。

クラウドファンディングで資金を調達し、出演者の多くがスタッフとしても参加した自主映画として作られた。

【作品情報】
北風アウトサイダー
2021年2月11日(金・祝)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
配給:渋谷プロダクション
©「自宅警備員の家事妖精」製作者委員会

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