戦力外通告の中日・井領は球団に感謝「一番の思い出は娘が生まれて打てた本塁打」

戦力外通告を受けた中日・井領雅貴(代表撮影)

中日は7日、三ツ間卓也投手(29)、遠藤一星外野手(32)、井領雅貴外野手(31)、武田健吾外野手(27)、ランディ・ロサリオ投手(27)、育成の丸山泰資投手(26)の6選手に来季の契約を結ばないことを通達した。井領は今季38試合に出場し、打率2割1分9厘、1本塁打、2打点。以下は球団事務所で通達を受けた直後、取材に応じた井領の一問一答。

――球団からはどんな話を

井領 来季は契約しないと言われました。驚いたというのはちょっと違うかもしれないけど、7年間やってきて自分ではやりきったつもりはある。毎年一年一年勝負の世界なので覚悟はしてました。

――これまでのプロ野球生活を振り返って

井領 幸せだったというか楽しかった。後悔は全然ないです。

――ご家族と話は

井領 昨日のうちにしました。妻も驚いてましたけど、今後またゆっくり話していきたいと思います。

――ドラゴンズで思い出に残っていることは

井領 たくさんありますけど、一番は娘が生まれて打てたことかな(5月25日に第1子が誕生。6月3日のロッテ戦で今季1号を放った)

――これからについては
井領 まだ何も今は考えてない状態なので。

ーートライアウトは

井領 このまま続けるのか続けないのかも含めて今後考えていきたい。

――今年うまくいかなかったのはどういうところ

井領 どうですかね。それがわからなかったからクビになったんじゃないですか。修正できなかったから。

――ドラゴンズはどんなチームだった

井領 社会人が長かったのでプロに入ることをあきらめているところもあった。プロで野球をやらせていただいて本当に感謝しています。

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