中日は7日、三ツ間卓也投手(29)、遠藤一星外野手(32)、井領雅貴外野手(31)、武田健吾外野手(27)、ランディ・ロサリオ投手(27)、育成の丸山泰資投手(26)の6選手に来季の契約を結ばないことを通達した。2014年ドラフト7位で入団した遠藤は今季一軍出場はなし。以下は球団事務所で通達を受けた直後、取材に応じた遠藤の一問一答。
――球団から話があった
遠藤 今季限りでということでした。昨日、球団の方から連絡いただいて意外とすっきりしているというか。今季、一軍の戦いが苦しい中で1回も呼ばれなかったので覚悟はしていました。
――プロ野球生活を振り返って
遠藤 思い描いていた野球人生を送れる方は一握りだと思うので。たくさんケガもしましたし、失敗もしました。その中でいろんな方に出会ってサポートしていただいて野球選手としてはクソだったかもしれないけど、非常に充実感のある幸せな7年間でした。
――印象に残っていることは
遠藤 もう毎日が楽しかったです。偉大な方々と同じフィールドに立てて普通では味わえない生活を送れたので本当に感謝しかないです。
――家族とは話をした
遠藤 そうですね。昨日、親にも電話しましたし妻とも結構語り合いました。これからのことは全くの白紙なので、それはその時になったら考えようと。後は思い出を振り返ったというか。本当よくケガしたよねという話と先輩とのエピソードだったり。本当に人に恵まれた人生だねという話をしたら気付いたら夜中でした。
――先輩のエピソードとは
遠藤 入ってきたときは谷繁さんが兼任監督で、まわりには小笠原さん、井端さん、岩瀬さん、森野さん、荒木さん、川上さん。テレビの中の人がゴロゴロいる中で始まったプロ野球人生。毎日一緒に野球やるのが楽しかったというか、そういう話をしました。いろんな人と関わり合っていろんな方の指導を受けて本当に幸せでした。
――今後、プロ野球の世界では
遠藤 昨日の今日なのでそこまで明確なものは決めてないです。本当に白紙です。ずっと野球しかやっていない生活なのでワクワクしています。
――トライアウトの可能性は
遠藤 ゼロではないんじゃないですかね。これから熟考していくつもりです。