【ALDS】マカラーズJr.好投 投打充実のアストロズが先勝

【ホワイトソックス1-6アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

ア・リーグ中部地区の王者ホワイトソックスとア・リーグ西部地区の王者アストロズが激突した地区シリーズ第1戦は、先発のランス・マカラーズJr.が7回途中4安打無失点の好投を見せたアストロズが6対1で快勝。投打に充実した戦力で殿堂入りの名将トニー・ラルーサが率いるホワイトソックスを圧倒した。アストロズは投打のみならず、走塁や守備でも随所にスキのないプレーを披露。ホワイトソックスは先発のランス・リンが4回途中6安打5失点と誤算だった。

アストロズは2回裏に一死1・2塁のチャンスを作り、カイル・タッカーはセンターライナーに倒れたものの、ジェイク・マイヤーズがライトへのタイムリーを放って1点を先制。3回裏には先頭のホゼ・アルトゥーベが四球を選んだあとに送りバントと暴投で3塁へ進み、アレックス・ブレグマンのサードゴロの間に好走塁で2点目のホームを踏んだ。さらにヨーダン・アルバレスのタイムリー二塁打が出て3点目。4回裏にはマイケル・ブラントリーに2点タイムリーが飛び出し、リンを早々にノックアウトした。

ホワイトソックスは4回途中から2番手レイナルド・ロペスを投入したが、アストロズは5回裏にアルバレスのソロ本塁打で1点を追加。先発のマカラーズJr.は6回までホワイトソックス打線をわずか1安打に封じるなど、7回途中4安打無失点の好投を披露した。8回表に3番手ケンドール・グレイブマンからホゼ・アブレイユがタイムリーを放ち、ホワイトソックスが1点を返したものの、6対1で試合終了。アストロズが投打にホワイトソックスを上回り、初戦を制した。

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