ソフトバンク・長谷川が引退 打撃の求道者として若手にも好影響

長谷川勇也

ソフトバンクは8日、長谷川勇也外野手(36)が今季限りで引退することを発表した。

今季はおもに代打の切り札として70試合に出場し、打率2割6分3厘、3本塁打、19打点をマークしていた。2日に登録抹消されていた。

2013年に首位打者、最多安打をマーク。2014年に右足首を痛めて以降は、規定打席に届かないシーズンが続いたが、高い打撃技術でチームの常勝期を支えた。

練習の鬼として知られ、自らの打撃を磨く姿は「求道者」ともたとえられ、若手の見本にもなっていた。

通算成績は1232試合に出場して打率2割8分8厘、1108安打、76本塁打、434打点。

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