ダニエル・クレイグがハリウッドの殿堂入り

俳優ダニエル・クレイグが、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」の星を獲得した。主演作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が先日日本でも公開されたダニエルは、同シリーズにちなんでハリウッド大通り7007番地に自らの名前が刻まれたことで、ハリウッドの殿堂入りを果たした2704人目の著名人となった。

6日(水)の除幕式には、本人を始め「007」シリーズのプロデューサーであるマイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ、最新作で共演したラミ・マレックが出席、1973年から1985年までの7作でジェームズ・ボンド役を演じた故ロジャー・ムーアの星近くに設置されたダニエルの星が披露された。

2006年作『007/カジノ・ロワイヤル』からボンド役を演じてきたダニエルは「マイケル・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリ、心の底から感謝します。あなた方なしでは、私は今日ここにはいなかったでしょう。美しい言葉をありがとう。ラミもとても美しい言葉をありがとう」「こんなことを言う日がくるとは思わなかったですが、ハリウッドで上を歩かれることは素晴らしい名誉です」と喜びを語った。

ハリウッドの殿堂入りを非常に喜んでいるとして「一緒にいる人々で幸せを計るとしたら、私がこれらのレジェンド達に囲まれているということは、僕を非常に幸せな男にしてくれます」と続けた。

また最新作で悪役のサフィンを演じたラミは、「彼が素晴らしい俳優であることは誰もが知っていることです。彼は献身的で、片手を縛られ、片手にカクテルを持った状態で全てのスタントをこなすことができるのです」「しかし、彼の技が優れているだけではなく、彼は周りの人全てに思いやりをもって接しています」「彼はこの正反対と思える2つのものを同時に備える能力を持っているのです。驚くべき才能と責任感、驚くべき温かさと周りの人々が必要としていることを知る鋭い感覚です」とダニエルを称えた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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