今野杏南がハプニングを乗り越え「文芸エロス」朗読

今野杏南

女優の今野杏南(32)が8日、「オンラインリーディングプロジェクト『文芸エロス』」記者会見に出席した。

「文芸エロス」は普段は演じる側である女優が「文芸という表現、本能に訴えるエロス、オンラインリーディングというシンプルな届け方」をコンセプトに脚本・演出を手掛ける。会見には「アムリタ」(22日配信)の脚本演出担当・うえのやまさおり、「発光する君」(11月6日配信)の脚本演出担当・只埜なつみも同席した。

今野は「この話をいただいた時にすごく私もやってみたいとものが詰まった作品だった。『ぜひ、やります』とすぐにお答えしました」と出演を即決したほど。そんな強い思いで朗読収録に臨むはずだったがハプニングに見舞われたという。

「朗読って改めてすごく難しいものだなと感じました。私、結構緊張しいなのですごく緊張しました。しかも電車が遅れて…(笑い)」と昨夜の地震の影響で電車のダイヤが乱れ現場入りが遅れてしまったと明かした。

普段はグラビアで〝見せる〟エロスだが今回は〝聞かせる〟エロス。聞かせるエロスについて「耳で感じる息遣いだったり、ちょっとしたニュアンスも演出していただので、そういうところからエロスが出てるんじゃないでしょうか」とはにかんだ。

また自身も作家として活動しており「エロスな物語を書いて、しかも女の子に読んでいただくということはぜひやってみたいなって思います。2人の作品を読んで私の世界がまた広がったので私も早く書いてみたいなと思いました」と意欲を見せた。

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