切り込み隊長が流れを作った。巨人の松原聖弥(26)が8日の広島戦(マツダ)、初回に先頭打者弾となる12号ソロを放ち、チームにとっては4試合ぶりの先制点をもたらした。
前日のヤクルト戦(神宮)で安打を放ち、球団歴代2位となる22試合連続安打を記録した松原が、この日は鋭い打球を放った。初回、先頭打者として打席を迎えた松原が、相手先発・大瀬良の投じた初球、141キロのカットボールを捉えると、打球はバックスクリーン右へぎりぎり着弾。チームにとって久々の先制点を呼び込み、連敗脱出へ最高のスタートを切った。
前カードでは、試合中にも関わらず原監督から公開打撃指導も受けていた松原。指揮官の熱い指導がフルスイングとして実った格好だ。