久々のクリーンアップ起用に燃えた。DeNA・佐野恵太外野手(26)が8日、中日戦(横浜)で2打席連続となる今季15号ソロ、16号満塁弾を放った。
まずは2点を先制された直後の初回裏、二死から相手先発・笠原の投じた真ん中高めの4球目を強振。打球を右翼席へと叩き込み、ゆっくりとダイヤモンドを一周した。
「高めのストレートを上手く叩けました。風にも上手く乗ってくれて最高の結果に嬉しいです。次の打席も頑張ります!」とコメント。1日の巨人戦(東京ドーム)以来、6試合ぶりの一発で反撃ののろしを上げると気合十分の言葉を口にしていた。
第2打席は1点を勝ち越して逆転した直後の2回二死満塁。追い込まれてからの5球目を再び右翼席中段まで運び、グランドスラムを決めた。値千金の満塁弾を放つと「打ったのはスライダーです。皆が繋いでくれたチャンスだったので、必死に食らいついていきました。最高の結果になり嬉しいです」と振り返った。
前日7日の阪神戦(横浜)までは7試合連続で「2番」として起用されていた。この日は8試合ぶりに「3番」へ復帰し、気迫十分の気持ちが序盤からの打棒爆発につながったようだ。