新型ノート AUTECH クロスオーバー、キックスに4WDを求めていた層から好印象の様子【みんなの声を聞いてみた】

日産の関連会社でカスタムモデルや福祉車両などを製造するオーテックジャパンは2021年10月7日(木)、日産の人気コンパクトカー新型ノートに、新たなカスタムカー「NOTE AUTECH CROSSOVER(ノート オーテック クロスオーバー)」を追加した。ここでは、そんな新型ノート AUTECH クロスオーバーについてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。

日産 新型NOTE AUTECH CROSSOVER(ノート オーテック クロスオーバー)[2021年10月7日(木)発表] [Photo:和田 清志]

人気の新型ノートにクロスオーバーモデルが登場!

日産 新型ノート AUTECH クロスオーバー

今回登場した新型ノート AUTECH クロスオーバーは、“プレミアムスポーティ”をテーマに、日産 新型ノートをカスタムしたモデル「ノート AUTECH」をベースにクロスオーバーテイストが加えられたモデル。

ベースのノート AUTECHに対し車高(地上高)を25mmアップ。外装には専用大径タイヤ&ホイール、ホイールアーチガーニッシュ、サイドシルプロテクター、ルーフモール、専用エンブレム加飾が備わり、内装ではブルーのステッチやロゴ刺繍が施される内装の専用ブラックレザレット(合皮)シート、専用ブラック本革ステアリングホイールなどの専用装備を備えた。

新型ノート AUTECH クロスオーバーのボディサイズは、全長4045mm×全幅1700mm×全高1545mm、ホイールベースは2580mmで、ベースモデル同様に5ナンバーサイズに収まる。

価格(消費税込)は、ベースモデルの3万3000円高で、253万7700円~279万6200円。

キックスe-POWERに4WDを求めていた層からは好印象の様子

日産 新型ノート AUTECH クロスオーバー

そんな新型ノート AUTECH クロスオーバーに対して、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。

まずポジティブな声としては、

「クロスポロみたいで良い」

「キックスに4WDを求めていた層からは人気でそう」

「キックスには4WDの設定が無く、エクストレイルでは大きすぎるというユーザーにはピッタリ」

と言った声が挙がっている。とりわけ、同様にe-POWERを備えながらも4WD設定のないキックスと比較する声は多く、SUV/クロスオーバータイプのe-POWER搭載モデルに4WDをっ求めていた層からは好印象の様子だ。

もっとベースモデルとの差別化を求める声が多数

反対に新型ノート AUTECH クロスオーバーに今一つな反応の声としては、

「最低地上高がもうちょい高めだと売れそう」

「なんとなく中途半端な感じがする」

「もっとベースモデルと差別化しても良かったのでは」

「ぱっと見、普通のノートと違いが分からない」

「ホンダのフィットクロスターと同じ様な感じ。トヨタのヤリスクロスぐらいを期待していたので残念」

といった、はっきりとした差別化を求む声が少なくない数で挙がっている。ユーザーからすると、トヨタ ヤリスとヤリスクロスぐらいの差別化を求めているようだ。

また、要望として、

「オーラベースが良かったのでは‥」

「ノート オーラで出してほしい」

「オーラのクロスオーバーver.の登場を待つ人も出てきそう」

と新型ノートより一回りサイズが大きく質感も向上している新型ノート オーラでのクロスオーバーモデル登場に期待を寄せる声も一定数見受けられた。

今の日産を支える貴重なラインナップ

日産 新型ノート AUTECH クロスオーバー

やや今一つな声の方が多い印象の新型ノート AUTECH クロスオーバーだが、

「とにかく派生車でも良いので、日産に活力を与えてほしい」

「ノート、ノート オーラ、ノートAUTECH、ノートAUTECHクロスオーバー、オーラNISMOとユーザーの選択肢が広がったのは良いこと」

とその登場に期待する声も存在する。

間違いなく日産復活のカギである新型ノートだが、新型ノート AUTECH クロスオーバーはさらに勢いをもたらすことはできるのだろうか? 今後の動向に期待が掛かる。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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