【ALDS】Rソックス打線爆発で大勝 1勝1敗のタイに

【レッドソックス14-6レイズ】@トロピカーナ・フィールド

前日の第1戦で完敗を喫したレッドソックスは、第2戦も2点を先制した直後の1回裏に5点を失って逆転され、苦しい展開に。しかし、2番手タナー・ハウクが2回裏からの5イニングを2安打1失点に抑える見事なピッチングを見せ、流れを引き寄せた。1点ビハインドの5回表に4点を奪って逆転すると、終盤の3イニングで合計6点を追加。ポストシーズンの球団新記録となる5本塁打を放ち、20安打14得点の猛攻で1勝1敗のタイに持ち込んだ。

レッドソックスは先発のクリス・セールが1回裏にジョーダン・ループロウのグランドスラムなどで5点を失い、まさかの1回ノックアウト。しかし、3回表にザンダー・ボガーツとアレックス・ベルドゥーゴのソロ本塁打で1点差に詰め寄り、5回表にはエンリケ・ヘルナンデスが同点のソロ本塁打、スタメン復帰したJ・D・マルティネスが勝ち越しの3ラン本塁打を放ち、リードを奪った。試合終盤も打線の勢いは止まらず、5本塁打を含む20安打14得点の猛攻。ヘルナンデスが本塁打1本と二塁打3本を含む6打数5安打3打点を記録するなど、5人の打者が3安打以上を放った。

打線が目立った一戦だったが、勝利の立役者は間違いなく2番手のハウク。5回裏二死からワンダー・フランコにヒットを許すまで打者11人をパーフェクトに抑えるなど、レギュラーシーズンから3試合に跨って30人連続アウトを達成し、試合の流れを引き寄せた。6回裏二死から崔志萬(チェ・ジマン)にソロ本塁打を許したものの、5回2安打1失点の好リリーフ。失点を重ねたレイズのリリーフ陣とは対照的だった。

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