直近2試合で大量失点の中日・笠原が登録抹消 今季復帰登板も防御率6・30

中日・笠原祥太郎

中日の笠原祥太郎投手(26)が9日、出場選手登録を抹消された。

前日8日のDeNA戦(横浜)では4回までに4四球を与えて9安打、自己ワーストとなる7失点を喫し、今季2敗目。前々回1日の阪神戦(甲子園)でも5回5失点KOされ、ここ2試合連続で大量失点し不本意な投球が続いていた。

2019年は開幕投手を務めたが、不整脈手術やけがの影響などで一軍登板から遠ざかっていたが、今季は9月15日の広島戦(バンテリン)で2年ぶりに復帰登板。しかし、ここまで4試合に先発し、0勝2敗、防御率6・30と白星をつかめなかった。

前日8日の試合後、笠原について与田監督は「何よりもコントロールというのは一軍で投げていくうえでは本当に大事なことなので、いろんなことを練習しないといけない」と注文をつけた上で「来年に向けてもローテーションに入れるような投手に育ってほしいという気持ちは持っている」と期待を寄せていた。

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