【競泳】池江璃花子“本命”100mバタで優勝逃す レース後は珍しくノーコメント

池江璃花子(東スポWeb)

競泳の日本学生選手権3日目(9日、東京辰巳国際水泳場)、女子100メートルバタフライ決勝は東京五輪でリレー3種目に出場した日大の池江璃花子(21=ルネサンス)が58秒63で2位に終わった。優勝は58秒62の飯塚千遥(筑波大)だった。

まさかの結末だった。予選を全体1位で通過していた池江だったが、決勝レースで同2位の飯塚に100分の1秒及ばなかった。本命に位置づける本人にとっては絶対に譲れない種目。4月の日本選手権で王座を奪還し「負けるのは今年までと決めていた」との言葉を覆したものの、この日は不本意な結果となってしまった。

レース後はミックスゾーンに姿を見せず、取材に応じることはなかった。今大会は50メートル自由形、400メートルリレーで優勝した。その一方、この日の400メートルメドレーリレーは予選敗退に終わり、100メートルバタフライも2位。少なからずショックを受けているに違いない。

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