【スターダム】朱里がSWA王座戦で鹿島沙希を一蹴 伝説の日に足4の字固めで勝利

鹿島(左)の左脚を攻める朱里(東スポWeb)

女子プロレス「スターダム」9日の大阪城ホール大会で、SWA世界王者でワールド王座への挑戦権利証(12月29日、両国国技館)を持つ朱里(32)が、急きょ決まった鹿島沙希(27)との一騎打ちに臨み完勝した。

当初、朱里が挑戦を受ける予定だった小波が急性腸炎で欠場。当初試合は行われない予定だったが、この日第0試合の6人タッグ戦に出場した鹿島沙希が代役に名乗りを上げたため、ベルトと権利証をかけたタイトル戦が行われた。

試合は安定した強さを誇る朱里が食い下がる鹿島を押し戻す展開。徐々にペースを握った朱里が、最後はドラゴンスクリューからの足4の字固めで勝利した。ちょうど26年前に武藤敬司が高田延彦を下した技で勝利した朱里は「10・9、今日この伝説の日に足4の字固めで勝利しました!」と叫ぶ。そして次に戦いたい相手に5★STAR GPのリーグ戦で敗れたAZMを指名した上で「私は12月29日までこのSWA、そして権利証を守り続けます!」と誓った。

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