全室オーシャンビュー 瀬底島にヒルトン開業 タイムシェア式で140室

 【本部】ヒルトン・グランド・バケーションズ(HGV、米国)は5日、沖縄県本部町瀬底島でリゾートホテル「ザ・ビーチリゾート瀬底byヒルトンクラブ」をプレオープンした。期間ごとに居室所有者を区分する「タイムシェア」タイプで、140室を有する。

 2020年7月に開業した隣接する「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」に続き、森トラスト(東京)が開発した。居室の所有権を1週間単位で購入できる。22年の本格開業までは居室数を限定して運営する。全室オーシャンビューで伊江島や水納島の眺めを楽しめる。室内にはフルキッチンを完備している。

 HGVのマーク・ワン社長は「瀬底島の自然に感銘を受けて開発した。暮らすように旅するバケーションスタイルを実現できて光栄だ」とコメントを出した。

 開業を記念し、HGV社は本部町の「子ども・子育てゆいまーる基金」に30万円を寄付した。今後、タイムシェア方式で各室で新たな所有者が決まる度に100円を同基金に寄付する。

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