メッシ、悲劇的だったバルセロナ退団を振り返る「とても辛い選択だった」

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシはバルセロナ退団を回顧し、パリ・サンジェルマンでの日々に満足していると語った。

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 34歳メッシはバルサでキャリアをスタートさせ、通算672ゴールを挙げクラブ史上最多得点を記録。しかし今夏バルサが深刻な財政難に陥り、21年間在籍したクラブを退団してPSGと2年契約を締結した。メッシはフランス誌『フランス・フットボール』のインタビューで、バルサ退団を決断した当時を振り返っている。

「休暇を終えて、シーズンに向け準備するためにバルサに戻ってきた。契約書にサインしてすぐにトレーニングを始めるつもりだったんだ。だけどバルサに帰った時、契約延長の余裕がないからそれももう不可能で、ここに居られないから他のクラブを探せと言われたんだ。それが僕の計画を変えたし、家族の日常を変えなければならないと思うと、とても辛いことだったよ」。

「新しい国でゼロから始めなければならず、それが僕の決断の大半を占めていた。PSGはドレッシングルームに友人がいたから、適応するのが簡単だと思った。僕のようにスペイン語を話す選手がたくさんいて、ネイやレア(ネイマールやパレデス)、フィデオ(ディ・マリア)が到着した時助けてくれたよ。エムバペともすぐに仲良くなったね。彼は完璧なスペイン語を話すから、良い交流ができたよ」。

メッシがバルサ退団を回顧 Photo David Ramos

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