巨人の3年目左腕・高橋優貴投手(24)の12勝目はならなかった。
10日の広島戦(マツダ)に中4日で先発した高橋は走者を出しながらも、3回まで無失点に抑えた。だが0―0の4回、先頭の坂倉に三塁打を許すと、一死から林の投ゴロを本塁へ送球。タイミングアウトも坂倉にタッチをかいくぐられセーフ判定。リクエストも判定は変わらず、先制点を奪われた。
高橋は5回一死から宇草、小園、西川に3連打を浴び2点を失ったところで2番手・畠と交代。5回途中75球6安打3失点でKOとなった。
青柳(阪神)、九里(広島)とリーグ最多11勝で並んでいた高橋。「ムダな四球をださないように、丁寧にコースをついていく投球を心がけようと思います」と臨んでいたが、9月23日広島戦(マツダ)以来となる12勝目はならなかった。