国内男子ゴルフ「ブリヂストンオープン」最終日(10日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=パー71)、41位から出た石川遼(30=CASIO)は4バーディー、1ボギーの68で回り、通算6アンダーの28位で4日間の戦いを終えた。
杉山知靖(28=レイクウッドコーポレーション)のツアー初制覇で幕を閉じた大会の優勝争いに加わることは、できなかったが、石川は収穫を口にした。「先週より少し進めたかなというのもあるし、すぐに結果につながる世界ではないけど、特に今日は1Wでも良いドローを何回か打てた。まだまだ低次元の話だが、打てなかった球が打てるようになったというのがあった」
これまで思うようなドローを打てずにもどかしさを感じならのプレーが続いたが、今大会後に米下部ツアー予選会に挑戦する石川にとってプラス材料。今月19日にスタートする予選会へは、週明けに渡米予定でキャディーは田中剛コーチが務める。「最近は試合で実際にどうかとか(コーチが)見れていない。2人でより成長して帰ってこれればなと思う」と意気込んだ。
米下部ツアー自体は来年1月開幕のため、予選会後は帰国予定。状況次第で国内ツアー終盤戦に出場する可能性もあるという。