北海道銀行は11日、女子カーリングチーム「フォルティウス」とのスポンサー契約を11月30日で終了すると発表。「フォルティウス」と北海道銀行が協議した上で合意したという。
「フォルティウス」は2010年11月に3選手で結成され、北海道銀行がメインスポンサーとしてサポートを開始。11年4月に新たに選手が加入し「北海道銀行フォルティウス」として、本格的な活動をスタートさせ、日本選手権で2度の優勝、14年ソチ五輪出場など、日本屈指の強豪に成長した。
今後は船山弓枝、近江谷杏菜、小野寺佳歩、吉村紗也香の4人は「フォルティウス」として引き続き活動する一方で、伊藤彩未、田畑百葉の2人は「フォルティウス」を退団し、新たに設立される「北海道銀行女子カーリング部」でプレーを続ける。
スキップの吉村は、書面を通じ「新たな道にお互いが進んでいきますが、これからの北海道銀行女子カーリング部を応援していますし、私たちも負けないよう頑張っていきます!最後になりますが、ここまで北海道銀行フォルティウスに沢山の応援と沢山のご支援本当にありがとうございました」などと感謝の言葉をつづった。
また「北海道銀行フォルティウス」としての活動は、11月6日からカザフスタンで開催されるパシフィックアジア選手権大会出場が最後となる。