フィギュア女王ザギトワが記者とトラブル 「私にはコネがあるのよ」脅迫発言が拡散

五輪女王ザギトワと地元メディアが騒動に…(東スポWeb)

フィギュアスケートの平昌五輪金メダリスト・アリーナ・ザギトワ(19=ロシア)が、メディアとトラブルになり、物議をかもしている。

ロシア「スポルト」など地元メディアによると、ザギトワはカザンで行われたアイスホッケーの大会を訪れ、メディア席の前に座った。その際、許可なく自分の写真を取った、取らないで一部メディアとモメた。当該記者が「ザギトワが無礼な強い言葉で削除を要求してきた。『訴える』『私にはコネがあるのよ!』と脅してきた」と当時の様子をSNSに記載。これが拡散し、メディアがこぞって取り上げる事態となった。

最終的には当該記者が「誤解があり、解決した。申し訳ない」と記述を削除。ザギトワもインスタグラムで「ヘイトについて」と長文を記載。「私はSNSのコメントでは、嫌なことを書かれ、メディアは奇妙な記事を書く。私が言ったこと、私が着ていたもの、私が行った場所、プライバシーはしばしば非常に無礼に侵害されている。私たちは、個人的な境界を守られなければならない」などと、プライバシー保守の必要性を訴えた。

北京五輪に向け、ザギトワよりも若い選手の活躍が目立つロシア。それでも五輪女王の知名度は群を抜くとあって、メディアとの攻防が続いているようだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社