スケートボード女子ストリートで東京五輪銅メダルの中山楓奈(16=ムラサキスポーツ)が11日、都内で開かれた「MARUNOUCHI SPORTS FES 2021」のオープニングセレモニーに出席した。
五輪初採用となった同競技は華麗なトリックや、選手同士で称賛し合う姿が話題となり、大会後は国内各地の施設やショップに多くの人が訪れた。中山は「自分の目標にしていた技が成功できたからよかった大会だなと思います」と振り返った一方で、東京五輪での実施が決まった2016年は小学生だったこともあり「(当時は)出られると思っていなくて、テレビで見ようと思っていました」と明かした。
また、自身は大一番を終えて人気コミック「黒執事」を読んでリフレッシュしたという。「五輪前はすごく気持ちが焦っていて、休んでいるときもスケボーのことを考えたりしていたので、終わってやっと気が抜けたなと思いました」
24年パリ五輪に向けて「目の前の大会で成績を残して、それで出られたらいいなと思います」と中山。まずは大好きなスケボーの実力をさらに磨いていくつもりだ。