スケートボード女子ストリートで東京五輪銅メダルの中山楓奈（１６＝ムラサキスポーツ）が１１日、都内で開かれた「ＭＡＲＵＮＯＵＣＨＩ ＳＰＯＲＴＳ ＦＥＳ ２０２１」のオープニングセレモニーに出席した。
イベントにはスポーツ庁の室伏広治長官も出席し、司会者が中山に「長官のことは知ってましたか？」と尋ねると、中山は「知ってました」と即答。続けて「室伏長官がハンマーを投げていたころを知っていましたか？」との問いにも「はい」と、トーンを下げながら回答した。
すると、司会者が「さっき楽屋では『ウィキペディアで調べました』と言ってましたけど、本当はどっちですか？」と冗談交じりに暴露。これには中山も「昨日調べました…」と小声で応じるしかなく、場内の笑いを誘った。
そんな中、中山は室伏長官に「大会で緊張して足に力が入らず、うまく技ができないんですけど、緊張したときはどうすればいいですか？」と質問した。
これまで五輪や世界選手権で数々のメダルを手にした室伏長官は「緊張しているということは調子がいい証拠」とした上で「上手にコントロールすると普段よりももっと力を出せると思います。なので、普段からお客さんがいるつもりでやったり、試合を想定してやられるといいんじゃないでしょうか」とアドバイスを送った。
