6年ぶりの現役高校生ライダー・日向亘が「仮面ライダーリバイス」で2役に挑戦!「まさか僕の悪魔が変身するとは…」

テレビ朝日系の特撮ドラマ「仮面ライダーリバイス」(日曜午前9:00)では、10月3日放送・第5話のラストで出現した不気味な仮面ライダーエビルの正体をめぐってSNS上で考察が盛り上がっていたが、第6話でその正体が、主人公・五十嵐一輝(前田拳太郎)の弟・五十嵐大ニ(日向亘)から生まれた悪魔・カゲロウだったことが明らかにされ、衝撃の展開を迎えた。

一輝は、“悪魔と契約する仮面ライダー”。内に宿る悪魔・バイス(声・木村昴)と契約し、仮面ライダーリバイに変身し、悪魔のバイスは仮面ライダーバイスに変身する。ヒーローと悪魔が相棒を組むという、いまだかつてない“1人で2人”の最強コンビの仮面ライダーだ。敵はデッドマンズとよばれる悪魔崇拝組織。デッドマンズは「バイスタンプ」という不思議なスタンプを利用し、人間の内に潜む悪魔を実体化させて、デッドマンという怪物を生み出す。

仮面ライダーエビルのモチーフは、漆黒のコウモリ。黒のボディーに不安定なフォルムの目がついたマスクというインパクトあるルックスで、荒々しいアクションとともに強烈な印象を残している。エビルの正体、大ニ/カゲロウを演じている日向は、17歳の新進俳優。現役高校生の俳優が仮面ライダーに変身するのは、仮面ライダーゴースト以来、6年ぶりのこととなる。

今回のエビル出現について、日向は「ついに大二も腹をくくって恐怖心に打ち勝ち変身か!! と思いきや、脚本を読んでびっくりしました。まさか僕の悪魔が変身するとは…。二つの人格を演じるという話は最初に聞いていたので覚悟していたのですが、まさかここまで唐突に登場するのかとびっくりしました」と、予想外の展開に驚いたことを告白。

悪魔・カゲロウを演じるにあたっては「メークもカラーコンタクトやアイライン、ノーズシャドウ、リップなど初めてすることだらけで、今までの大二のメークの3倍ほど時間がかかります。第5話も、実は台本では“K大二=大二のふりをしたカゲロウ”と書かれていて、視聴者の方にも『大二、ちょっといつもと違う』と違和感を抱かれる程度のお芝居をしなければいけなかったので、そういったバランスが難しかったです」と変身秘話を明かしつつ、「大二は“闇堕ち”しそうなキャラと言われていたのですが、大二が闇堕ちしたのではなく、“大二にすむ悪魔”が大二の体を使って悪事を働いているため、別人格となり、大二とカゲロウの違いを視聴者の方にも感じていただけるように演じ分けていきたいと思います!」と意欲を見せた。

また、仮面ライダーエビルの設定・ビジュアルに関して「ビジュアル、性格、戦闘スタイルすべてにおいて別物であるので、お芝居やアクションも大二にはないものをしなければいけなく、大変ではあるもののすごくやりがいのあるキャラクターを任せていただけたなと光栄に思いました」と喜び、「今はまだ詳しく話せませんが、これから一輝とカゲロウが対峙(たいじ)していくシーンは前田拳太郎さんとどのようにしていくかを話し合いました。カゲロウのメークと衣装が好きみたいで、いつもすごくうらやましそうに見ています(笑)」と前田とのエピソードも披露。

最後に「エビルの正体がカゲロウだと知った時に、家族やフェニックス、周りの人々がどのような反応をし、どのような物語に進んでいくのか、カゲロウという存在が現れたことによってさらに物語が厚みを増し、加速していくことになりますので、楽しみにしていただけたらうれしいです!」とアピールしている。

10月17日放送・第7話では、チーター・デッドマン率いる謎の窃盗団が出現。フェニックスは一輝に出動を要請するが、大二を装うカゲロウの態度は冷ややかだ。そんな大二の様子に、門田ヒロミ(小松準弥)は不審を抱く。一方、カゲロウに乗っ取られている大二(日向=2役)は状況が分からず、混乱するばかり。そんな大二の前に鏡越しに現れたカゲロウは、お前が望んだ一輝のいない世界を実現すると言い放つ。大二はカゲロウを止めよう鏡を割るが、その瞬間、カゲロウと入れ替わってしまう。大二が不審な行動をとるのも自分のせいなのか。若林優次郎(田邊和也)とジョージ・狩崎(濱尾ノリタカ)に責められ責任を感じた門田は、自分が大二を止めると宣言する。そんな門田の言葉を待っていたかのように、狩崎は喜々としてあるものを取り出す。

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