〈衆院選〉地域課題の解決を 関係者ら事務所開き 高鳥氏

 次期衆院選(19日公示、31日投開票見通し)に、新潟6区への立候補を予定している自民党現職の高鳥修一氏(61)は10日、上越市中央1のホテルセンチュリーイカヤで事務所開きを行った。連立政権を組む公明党の関係者や上越地域3市の市長、県議、後援会幹部らが集まった。

新型コロナウイルス対策や地域課題の解決に尽力するとアピールした高鳥氏

 高鳥氏は「現職の強み」を生かし、医療・経済両面で新型コロナウイルス対策を早急に行い、保倉川放水路などの整備、病院再編、米価下落など地域の重要課題の解決を進めていくとアピールした。一方で「国会で地元を空けており、相手候補より(有権者に)顔が見えないというハンディを背負っての戦いになる」と危機感をにじませ、支持拡大を訴えた。

 高鳥氏は報道陣の取材に対し「あと10日で選挙戦が始まる。気持ちを引き締めて臨む。たった1人選ぶ代表が政権につながらない人では、地域発展に大きな遅れが生じる。なんとしても勝ち上がりたい」と話した。

© 株式会社上越タイムス社