マンCがリバプールのサラー獲得へ 移籍金115億円を準備…今度こそ「大物」確保!

リバプールのFWサラー(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラー(29)に同リーグのマンチェスター・シティーが関心を示していると、スペインメディア「ドンバロン」が報じている。

サラーとリバプールの契約は2023年6月末まで。昨季から契約延長に向けた交渉が行われているが、サラー側は年俸3000万ポンド(約45億9000万円)を要求していると伝えられており、いまだ出口は見えていない。同メディアによると、マンCのジョゼップ・グアルディオラ監督(50)がサラーに興味を持ち、獲得を熱望しているという。

「サラーはシーズンごとに3000万ポンドを要求している。これはマンチェスターCのような億万長者のクラブにしか払えない金額だ。グアルディオラの部下が夏に準備するであろう(移籍金)7500万ポンド(約114億8000万円)は、現在リバプールの状況を考えると拒否するのが難しい金額となる」と伝えている。

特にマンチェスターCは、8月末が締め切りだった移籍市場でイングランド代表FWハリー・ケイン(トットナム)やポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(現マンチェスター・ユナイテッド)の獲得に動いたものの失敗。大物ストライカーの獲得が当面の課題となっており、来季に向けてイングランドで実績十分のサラーを熱望するわけだ。

同メディアは「当事者間の最初の接触はまだ行われていない」としているが、サラーを獲得し、ビッグネーム争奪戦の〝連敗街道〟から抜け出せるだろうか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社