今季最後の「伝統の一戦」の試合前に阪神にアクシデントが起きた。
12日の試合前、主砲・大山悠輔内野手(26)が試合前練習中「背中に張りを感じたため」(広報発表)と大事を取り、同日の巨人戦のベンチ入りメンバーから外れた。
今季はチームの主将も兼ねる男は、直近の5試合で4番打者として打率4割越え、2本塁打4打点、11試合連続安打と、10月に入り調子を上げていただけに、チームにとっては痛い離脱だ。定位置の三塁には、佐藤輝明(22)が入り、7番で出場する。
首位・ヤクルトとは試合前で3ゲーム差。数字的にも、試合前の残り11試合で〝全勝ペース〟が必要な猛虎に、試合前から暗雲が漂っている。