大山の20号2ランで阪神36年ぶり「吉兆の20発カルテット」完成!

3回、2年連続となる20号2ランを放った大山

日本一イヤー以来のカルテット完成! 7日のDeNA戦(横浜)の3回、阪神の4番・大山悠輔内野手(26)が、DeNA・ロメロからVへの〝吉兆弾〟を打ちこんだ。

両軍無得点で迎えた3回だ。ジェフリー・マルテの三塁線突破の二塁打で、1点を先制した直後の二死二塁の第2打席。敵右腕の3球目の外角カットボールを弾丸ライナーで左翼席へ。「甘く来たボールを一発で仕留めることができました。(先発の伊藤)将司が頑張って投げてくれているので、援護することができてよかった」と振り返った当たりは自身2年連続となる20号2ラン。これでチームとしても佐藤輝(23本)、マルテ(22本)、サンズ、大山(20本)と4選手がシーズン20本塁打以上をマークした。

猛虎打線が「20発カルテット」を形成したのは1985年に日本一を達成したバース、掛布、岡田、真弓以来、36年ぶり。16年ぶりのリーグVを目指す現チームにとっても弾みのつく、データとなりそうだ。

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