大和市長パワハラ疑惑 管理職へ調査 年内に結果公表

大和市役所

 大和市副市長を4月に辞職した金子勝氏(64)が大木哲市長(73)による職員へのパワーハラスメント的言動があったと証言したことを巡り、市議会の調査特別委員会(井上貢委員長)が12日開かれ、実態把握のために配布した管理職アンケートの集計作業の日程などを確認した。

 アンケートは、職員組合が6月に実施した調査で対象外だった約130人の管理職が対象。10人の委員が10月5日から手分けして用紙を配布し、無記名で郵送により29日までに回収する。

 この日の特別委で選任が決まった県弁護士会所属の千木良正氏の助言を受け、11月にアンケート結果の集計作業を行い、12月までに結果を公表する予定という。

© 株式会社神奈川新聞社