小室佳代さんへの刑事告発“返戻”でジャーナリストの次なる一手「報道資料以外に証拠ある」

悩みの種は1つ消えた(東スポWeb)

秋篠宮家の眞子さま(29)は12日午前、小室圭さん(30)との26日の結婚を報告するため、東京都八王子市の昭和天皇陵と香淳皇后陵を参拝された。米国から約3年ぶりに帰国した小室さんは、新型コロナウイルス対策のための待機を11日に終え、結婚に向けた2人の動きが本格化する。小室さん宅前には報道陣が詰めかけたが、外出することはなかった。お2人の結婚が迫る中、小室家は最悪の事態を回避したようだ。小室さんの母親・佳代さんに出されていた刑事告発状が告発者の元に返戻されていたことが12日、分かった。

佳代さんを刑事告発していたのはジャーナリストの篠原常一郎氏。佳代さんが夫と死別後に元婚約者と事実上の内縁関係にあった疑いがあるのに遺族年金を受給していたことや勤務していた洋菓子店を適応障害と診断され、休職したが、回復後も傷病手当を受給していた疑い。篠原氏は支給された総額は2300万円と試算し、半分は不正受給で詐欺罪に当たるとして、6日付で東京地方検察庁に刑事告発していた。

ところが、9日付で東京地検から篠原氏に返戻があったという。篠原氏は自身のユーチューブチャンネル上で文面を公開。検察庁からは篠原氏が提出した証拠となる材料について、「犯罪構成要件に該当する具体的事実を特定してもらう必要がある。具体的な証拠に基づいた記載もなく、告発事実が十分に特定されているとはいえません。犯罪地または犯人の所在地を管轄する警察署等に相談されることをご検討願います」などと書かれていた。篠原氏は、不受理でなく返戻だったことに「こういう通知は初めて。前向きにとらえたい」と驚いたという。

弁護士と相談の上、「具体的な証拠とあるが、陳述書があるといいということで、検討して、もう一回出し直してくれということ。報道資料以外もあるので、(証拠として)出していきたい」と話した。もっとも時間はかかる見通しだ。佳代さんの不正受給を証言する関係者を当たるため、26日までに再度、告発状を提出するのは難しいという。結婚前に捜査機関による“内偵”が進むことは事実上なくなった。

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