W杯サッカー日豪戦視聴率は16・8%超え

浅野が決勝ゴールを奪った(東スポWeb)

12日夜にテレビ朝日系で放送された、サッカーの2022年W杯カタール大会のアジア最終予選・日本対オーストラリア(埼玉スタジアム)の平均世帯視聴率が関東地区で16・8%だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。同個人視聴率は10・1%。

試合は日本がMF田中碧(23=デュッセルドルフ)の先制ゴールなどで、2―1で勝利。7日のサウジアラビア戦に敗れて1勝2敗と出遅れ、森保一監督の進退が問われる状況で迎えた大事な一戦をとりあえず切り抜けた。日本はB組で6チーム中4位(2位までがW杯出場。A、B組3位は大陸間プレーオフをかけて対戦)と、まだ先行きが厳しいことに変わりはない。

9月2日に大阪・パナソニックスタジアム吹田でオマーンに敗れた日本の最終予選初戦は、関東地区の平均世帯視聴率が13・1%だった。今大会はアウェー戦のテレビ放送がなく、日本代表戦の放送はこのオマーン戦以来。久々のテレビ中継であることに加え、チームの危機的状況が視聴者の関心を高めたとみられる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社