ビートルズの新ドキュメンタリー映画公開に先駆けて公式写真集が発売開始

Photo: Jeremy Neech

ザ・ビートルズ(The Beatles)の新作ドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ:Get Back』(原題:The Beatles: Get Back)の公開に先駆けて、キャラウェイ・アーツ&エンタテインメント(日本ではシンコーミュージック・エンタテイメント)から同名の公式写真集が発売された。

ピーター・ジャクソンが監督を務め、昨年のザ・ビートルズの解散50周年にあわせて公開を予定していたが、新型コロナ蔓延を受けて1年遅れの2021年に公開が決定した3部作のドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ:Get Back』は、11月25日からDisney+で独占配信される。

この映画公開を記念して、公式写真集 『ザ・ビートルズ:Get Back』 に加え、今週10月15日には、アルバム『Let It Be』の新リマスター音源に、当時のレコーディング・セッションからのアウトテイク、スタジオ・ジャム、リハーサルなど多数の未発表音源を追加収録したスペシャル・エディションがリリースされる。

ザ・ビートルズ名義で出版された今回の公式写真集には、イーサン・A・ラッセルとリンダ・マッカートニー撮影による貴重な写真の数々(本書のカバー写真を含む)に加え、監督のマイケル・リンゼイ=ホッグと撮影クルーによって撮影されたオリジナルの16mmフィルムの映像から、数百枚の未公開画像が掲載。

文章は、1969年1月の“Get Back”レコーディング・セッション中に、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターと関係者らとの間で交わされた会話を、当時の録音から書き起こしたものを中心に構成されている。

10月15日に発売される『Let It Be』スペシャル・エディションに先駆け、先月公開された「Let It Be(2021 Stereo Mix)」「Don’t Let Me Down(first rooftop performance)」「For You Blue(Get Back LP Mix)」、そして4つの未発表音源「Get Back” (Take 8)」「One After 909 (Take 3)」「I Me Mine (1970 Glyn Johns Mix)」「Across The Universe (2021 Mix)」に加え、先週10月8日には、新たにプロデューサーのジャイルズ・マーティンが完成させた「The Long and Winding Road (2021 Mix)」が先行公開されている。

同スペシャル・エディションには、全27曲もの未発表音源の他にも、4トラックの『Let It Be EP』、1969年5月にグリン・ジョーンズが制作した14トラックの未発表ステレオLPミックス『Get Back』も収録される。

Written By Will Schube

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映画公式書籍

『ザ・ビートルズ:Get Back』(日本語版)

価格:¥ 8,800 (本体 8,000+税)
発売日:2021年10月12日発売予定  ページ数:240ページ
サイズ:B4変型判(302mm x 254mm) ハードカヴァー仕様(上製本)
ISBN:978-4-401-65036-1
発売:株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント

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