前田敦子 離婚した勝地涼とは「親バカで親友」再婚に笑顔で「人生は何があるか分からない」

初エッセイ刊行記念イベントに出席した前田(東スポWeb)

女優の前田敦子(30)が13日、都内で初のフォトエッセイ「明け方の空」刊行記念イベントに出席した。

同書はAKB48を卒業し、現在は女優ととして活躍する前田が、自身の活動や事務所からの独立といった仕事面をはじめ、結婚・出産を経てシングルマザーとして奮闘する子育て、自身の生活観などプライベートについてもつづっている。

昨年末をもって、AKB時代から所属した太田プロダクションから独立。決断した理由について「芸歴16年目になるんですけど、自分の人生の半分以上は芸能界にいて。『自分の変化をするタイミングってどこなんだろう?』と思って(決断した)。AKBにいた時は変化の連続だったので、それが染みついているのかもしれないです(笑い)。秋元(康)先生に相談したら『1人でやってみたら』と背中を押してもらったので、卒業と同じで一歩踏み出しました」と明かした。

現在は現場へ1人で行くことも多く、先輩女優を驚かせることもあるとか。「家に帰って事務作業をしたり、取材の原稿や写真チェックも自分でしていますけど、大変ですね」と語った。

18年7月に俳優の勝地涼と結婚し、19年3月に第一子となる長男を出産したが、今年4月に離婚した。

本書にも勝地との結婚エピソードや現在の距離感も赤裸々につづられている。報道陣から現在の関係を聞かれると、前田は「休みにいつも連絡をくれますし、タイミングが合えば、(子供と)3人で出かけたりご飯を食べたり、仲良し友達です。普通に歩いていますけど、そういう時は撮られないですね」と笑わせた。

離婚後も共演する明石家さんま&大竹しのぶの関係についても「理想的なお二人」と勝地と話したこともあるという。

さらに、仕事のロケでは「『旦那さんのバラエティー見ました』と言われて、まだそう(夫婦)と思っている方がいるんだ、面白いなと思いました」と話した。

報道陣からは「別れなくてもよかったのでは?」と質問も飛んだが、「こうなったから何か超えた部分があるんだと思う。家族になったので、大切な存在というのはずっと。お互い子供が大好きで、親バカで親友で、人としてすごく良い人。子供も『パパに会いたい』と言ってます」と明かした。

さらに、勝地との再婚の可能性については「元旦那さんとですか? それは面白いですね」と笑いつつも「人生は何があるか分からないので、何も言わないでおきます」と笑顔でかわした。

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