横浜・北綱島特別支援学校 本校復帰で保護者説明会開催へ

横浜市教育委員会

 横浜市立北綱島特別支援学校(同市港北区)の再編問題を巡り、市教育委員会の鯉渕信也教育長は13日の市会第3回定例会決算特別委員会で、同支援学校を現在の「分校」から本校に戻す方針について、早期に保護者説明会の開催に向けて検討する考えを述べた。

 鯉渕教育長は6日の市会決算特別委員会連合審査会で、同校を来年4月から本校化する方針を表明。市立学校条例の改正に向けた手続きを進めている。

 市教委によると、分校になった2019年以降、保護者説明会を年2回実施しており、今年は6月下旬に1回目を開催。2回目は本年度内のできるだけ早い時期に行う考えとしている。

 質問に立った白井正子氏(共産党)は「6年前に閉校すると発表して以来、(市教委は)保護者に心身ともに負担をかけてきた」と指摘。「一刻も早く教育長から謝罪の気持ちを持って説明の場を設けることを求める」と早期の実施を要望した。

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