立憲民主党の蓮舫代表代行(53)は13日、東京・文京区の礫川公園前で街頭演説会を開き、衆院選候補者の応援を行った。
蓮舫氏は聴衆の前で、岸田文雄首相(64)が掲げる「新しい資本主義」の実現を盛り込んだ自民党の政権公約をこう批判した。
「金融所得増税はわずか5日で引き下げ、令和版所得倍増計画は自民党の政権公約からスッポリなくなった。選択的夫婦別姓を進める議連の発起人が岸田さんです。これもやらないで、ブレてブレてブレまくっています。人の話を聞くのが特技なら、みなさん(国民)の声を聞いてほしかった、私はそう思っています」
一方で立憲民主党の枝野幸男代表(57)は同日、都内ホテルで会見を行い「1億総中流社会」の復活を掲げ、分配重視の姿勢を強調した衆院選公約を発表している。
蓮舫氏は「桜を見る会、モリカケ問題はまだ終わっていない。(衆院選で投票する政党は)再調査する私たちか、もう調査は終わったと思う岸田総理か。どうか私たちに力をください」と訴えた。