“爆弾積めば攻撃機” 日本の無人偵察機搬入に反発 朝鮮中央通信社論評

国営の朝鮮中央通信社は13日、日本の軍備増強を「侵略野望を満たそうとする無駄な試み」だと非難する論評を発表した。

問題視したのは、海上自衛隊と海上保安庁に配備する米国産無人偵察機の搬入計画。今月3日、護衛艦「いずも」でF35Bステルス戦闘機の離着陸試験が実施されたことにも言及している。

新たに搬入される無人偵察機は、最大40時間以上監視、偵察活動が可能で、必要な場合、ミサイルや爆弾などを搭載することができるので無人攻撃機にもなる。対潜水艦作戦へも投入も可能だ。

論評は、無人偵察機の搬入が朝鮮と中国をけん制するためである日本が公言していると指摘、「日本の武力増強は誰それの脅威に対処するための防御的手段ではなく、先制攻撃的で侵略的な戦争装備を備えるため」との見解を示した。

そして、日本が「朝鮮半島と地域に軍事的不安定と戦争の危険を時々刻々もたらしている」と非難、「侵略野望を満たすために他国に言い掛かりをつける日本の無駄な試みは苦い結果を招く」と主張した。

© 株式会社朝鮮新報社