いざ地元へ!衆議院解散で新幹線は〝呉越同舟〟 事実上の選挙戦がスタート

立憲民主党の山井和則氏(左)と自民党の小野寺五典氏

衆議院が14日に解散されたことを受けて、失職となった議員たちが一斉に地元選挙区へ帰っている。公示は19日だが、事実上の選挙戦がスタートした。

立憲民主党の山井和則氏は選挙区のある京都へ向かう新幹線からツイート。「急須で宇治茶を飲むと、心を浄められ元気が出ます。縁起の良い勝栗とカツサンドを食べています」とゲン担ぎで気合いを入れている。「選挙で訴えるのは、『地元愛』と『人間愛』です」と意気込んだ。

自民党の小野寺五典氏も新幹線から「車内には与野党の元国会議員多数。まさに呉越同舟です」とつぶやいた。小野寺氏の選挙区は宮城県。東北が地元の候補者たちが乗り合わせているのだろう。

一方、東京が地元の立憲民主党の松原仁氏はさっそく街頭演説をしている様子をツイート。神奈川が地元の自民党、三谷英弘氏は「今は田園都市線にて地元に戻っているところです」とつぶやいている。

ほかにも多くの元議員たちが新幹線や飛行機で選挙区へ向かっているはず。再び永田町に帰ってこられるかは31日に判明する。

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