1点が遠い。巨人は14日の阪神戦(東京ドーム)でも打線がつながりを欠いている。
相手先発は好投手の高橋。5回先頭打者の中田がチーム初安打となる左前打で出塁したが、後続の若林、小林、山口が3者連続で空振り三振に倒れ、無死一塁から塁すら進められず、無得点に終わった。
6回は一死から坂本が四球を選んで出塁。ここで3番の丸は初球をセーフティーぎみに送りバントを試みるもファウル。2球目はセーフティーぎみに出したバットを引いたが、外角に直球が決まり、2ストライクに追い込まれた。不利なカウントとなり、3球目はヒッティングに切り替えたが、見逃した148キロ直球は外角いっぱいにズバリと決まり、結果的に3球三振。3打席連続三振となった丸は思わず天を仰いだ。
さらに、続く4番の岡本和も内角へのカットボールに手が出ず、見逃し三振で無得点。打線全体でも7回までわずか1安打でスコアボードに「0」を並べ続け、高橋の前に11三振を喫している。