伝統産業の越前和紙、越前打刃物も有名。越前市長選は現新3名の争い!

10月10日に告示された越前市長選には、現職の奈良俊幸(なら・としゆき)氏(59)、新人の山田賢一(やまだ・けんいち)氏(63)、新人の宗田光一(むねた・こういち)氏(66)の無所属3名が立候補しました。投開票は10月17日に行われます。

今回は奈良市政の是非、2年半後に開業する北陸新幹線「越前たけふ駅」周辺のまちづくり、新型コロナウイルスの影響を受けた伝統工芸等の産業の振興策などが争点と考えられます。

コロナ対策とまちづくりで、越前氏をさらなる飛躍へ!

奈良氏は旧 武生市(現 越前市)生まれ、早稲田大学政経学部卒業。松下政経塾での5年間の研修を経て、1991年から福井県議を4期連続で務めました。2005年に武生市長選に立候補し当選、旧 武生市の最後の市長となりました。2005年に越前氏に合併後、同年の越前市長選で初当選、以降4期連続当選しました。今回は5期目への挑戦となります。

奈良氏は以下の政策を掲げました。

 

越前市の新時代を、市民と共に切り開きたい

山田氏は越前市生まれ、京都大学法学部卒業。福井県に入庁し、観光営業部企画幹、産業労働部長、総合政策部長、総務部長、副知事、福井県立大理事長を歴任しました。

山田氏は以下の政策を掲げました。

 

若者が帰ってくる町づくりで、越前市の経済成長を実現させたい

宗田氏は北海道出身、専門学校三育学院カレッジ中退。油絵、マセマティカルアートが専門の画家・美術家として活動しています。2019年4月から今年8月まで越前市の「地域おこし協力隊」として絵本製作などを手掛けていました。

宗田氏は以下の政策を掲げました。

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