カッパや座敷わらし‥「遠野民話」が伝わる地。遠野市長選は、新人2名の一騎打ち!

10月10日に告示された遠野市長選には、角田直樹(かくた・なおき)氏(56)、多田一彦(ただ・かずひこ)氏(63)の無所属新人の2名が立候補しました。投開票は10月17日に行われます。

5期19年半務めた本田敏秋氏が勇退し、新人2名の争いとなった今回は子育て支援や若者の定住化等の人口減少対策、復興支援道路の釜石自動車道を活用した交流人口の拡大・観光の活性策、担い手不足が進む農業等の産業振興策などが争点と考えられます。

若者も女性も安心して暮らせる、魅力と活気のある遠野市を実現したい

角田氏は遠野市出身、東海大学卒業。これまで日本青年会議所岩手ブロック協議会長、市教育委員を歴任し、現在は設計会社代表取締役、県建築士審査会長を務めています。

角田氏は以下の政策を掲げました。

・保育の環境の充実
・産婦人科・小児科のクリニックの公設による開設
・Uターンによる定住人口の増加
・企業誘致
・農林畜産業の後継者のマッチング
・若者と女性がやりがいを持って働ける雇用の創出
・活気ある街づくり
・人口減少の食い止め
・若者にとって魅力のある職場づくり

 

遠野の未来を明るく楽しく、さらに切り開きたい

多田氏は青山学院大学法学部卒業。遠野市職員を経て、現在は行政書士多田事務所代表、柏木平レイクリゾート株式会社代表取締役、特定非営利活動法人遠野まごころネット理事、地域産業パートナーシップ協同組合代表を務めています。遠野市長選は2017年に続き2度目への挑戦となります。

多田氏は以下の政策を掲げました。

多田一彦 5つの宣言
①約束します! 市民生活の安心と安全を約束します。
②意識します! 政策目標と事業のゴールを明確に意識します。
③活用します! 市民の能力を最大限に活用します。市民生活向上のためにICT技術を活用します。
④育成します! グローバルな教育で世界にはばたく人材、次世代のリーダーを育成します。
⑤連携します! 市民、地域の皆さんと連携します。国内外の様々な分野と連携します。

遠野市の政策8つの柱
地域づくり
実現します! 合併15年均衡の取れた政策!
再現します! 日本一の遠野の祭りと宿場町
進化します! 地区センターは地域の拠点に!

教育の充実
つくります! 公営の自由な成長環境
注力します! 小中高校の外国語教育

福祉の遠野復活
つくります! 子育て環境と介護環境
注力します! 介護者のサポート

環境保護
取り組みます! 気候変動に適応した施策

新交通網構築
構築します! 地区拠点を結ぶ新交通網

財政のバランス修正
移行します! 市民目線の財政

第三セクターと指定管理者制度の検証
検証します! 第三セクターや指定管理者制度
つくります! 地域と密接で明確な協働体性

産業振興
推進します! 第一次産業
強化します! 観光メニュー、HPとネット販売
再興します! 憩いの場、高齢者に優しい商店街
推進します! 防災工事と施設改修
実現します! ソフト的産業の企業誘致

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