岡山市長選に立候補。現職 大森雅夫氏(おおもり・まさお)氏の経歴・政策は?

任期満了にともなう岡山市長選(9月19日告示、10月3日投開票)に、無所属で現職の大森雅夫氏(58)が立候補しました。大森氏は公明党と岡山維新の会から推薦を受けています。なお、岡山市長選には無所属で新人の浦上雅彦氏(56)も立候補しています。

岡山市生まれ、東京大学卒業。国土交通省を経て、岡山市長を2期連続で務める

大森氏は1954年岡山市生まれ、東京大学法学部卒業。建設省(現 国土交通省)に入省し、熊本県企画開発部企画課長、建設省大臣秘書官事務取扱、大臣官房文書課広報室長、国土庁大都市圏整備局首都機能移転企画課長、中央省庁等改革推進本部事務局参事官、国土交通省道路局総務課長、内閣府大臣官房会計課長(兼)内閣官房内閣参事官、国土交通省大臣官房審議官(建設産業)、内閣府政策統括官(防災担当)、国土交通省政策統括官(税制・国土担当)、国土交通省国土政策局長を歴任しました。

2013年の岡山市長選に初当選、2017年に再選。今回は3期目への挑戦となります。

大森氏が掲げる政策とは

大森氏は以下の政策を公表しています。

1 中四国をリードし、活力と創造性あふれる 経済・交流都市

○住みやすく魅力と躍動感にあふれるまち
・歩いて楽しい街なかの創出(県庁通り・西川・旭川河畔等の魅力アップ、緑のボリュームアップ、路面電車の充実)
・魅力と活力のある地域づくり(地域振興基金による経済・文化・生活の向上)
・地域と街なかをつなぐ交通ネットワークの充実(公共交通の充実、生活交流の確保、道路網の整備)
・コンパクトでネットワーク化されたまちづくり
・文化・芸術・スポーツの振興による誇りと一体感の創出(岡山芸術創造劇場の整備、トップチーム支援)

○活力にあふれ国内外の人を惹きつける産業・観光・交流のまち
・戦略的な産業振興(事業承継やデジタル化対応等の中小企業支援、企業立地の推進、創業支援)
・固有の歴史・文化資産をいかした観光誘客の推進(日本遺産の古代吉備遺産群の活用、岡山城天守閣リニューアル)
全国・国際規模のコンベンション誘致、戦略的なプロモーション
・多彩な農林水産物のブランド力強化と担い手育成

2 誰もがあこがれる充実の 子育て・教育都市

○安心して子育てができ、誰もが輝くまち
・質の高い子育て環境づくり(待機児童対策は量の確保から質の向上へ)
・困難を抱える子ども・若者やその家庭への支援
・若者や女性をはじめ誰もが個性と能力を発揮できるまちづくり

○未来を拓く人材を育むまち
・第2期岡山市教育大綱「自らの個性を磨き、選択と挑戦を繰り返すことができる子ども」の育成
・多様な主体によるESDの推進、SDGsの理念「誰一人取り残さない」社会の実現

3 全国に誇る、傑出した安心を築く 健康福祉・環境都市

○豊かな自然と共生し、安心していきいきと住み続けられるまち
・健康寿命の延伸と生涯活躍できる社会の推進(ポジティブ・ヘルス・オカヤマの推進)
・医療・介護・福祉が充実した地域包括ケア、支え合いの地域共生社会の推進
・災害に強いまちづくり(自主防災組織の活性化、総合的な浸水対策)
・日常生活の安全・安心の向上(用水路の転落防止、老朽危険空家対策など)
・脱炭素型の都市の実現、循環型社会の構築

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