【富士通レディース】渋野は5位発進も「明日は気持ち悪さのないゴルフを」

渋野日向子

国内女子ゴルフの「富士通レディース」初日(15日、千葉・東急セブンハンドレッドC=パー72)、2週連続優勝を狙う渋野日向子(22=サントリー)は5バーディー、ノーボギーの67で回り、5アンダーで5位発進となった。勝みなみ(23=明治安田生命)が9バーディー、ノーボギーの63、通算9アンダーで単独首位。

好位置に付けても、シブコスマイルさく裂とはいかなかった。「内容的にはショットの安定感がダメだと思ったところがあって。気持ち悪い感じで回っていた」と振り返った。この日は、朝の練習や出だしの1番から「飛んでいないな」と不調を感じていたという。

それでも要所でバーディーを奪い、ノーボギーで耐え、明日につなげた。「明日は、今日のようにチャンスをしっかり決められるようにしたい。ショットを少し安定させたいので、今から練習して、気持ち悪さのないゴルフをしたい」と練習へ直行。2週連続優勝については「今のところそんなに考えていないが、明日も淡々とゴルフができれば。いい位置で最終日を迎えられると、また変わってくる感じですかね」と、一歩一歩、前に進むことを誓った。

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