花の形が鶏のとさかに似ていることから名付けられたとされる「ケイトウ」が、神奈川県秦野市平沢の農家の畑で見頃を迎えている。収穫を目前に控えた畑では黄色と赤、ピンクの花が鮮やかなコントラストを描いている。
ケイトウは、夏から秋にかけて花を咲かせるアジアやアフリカなどの熱帯が原産の一年草。切り花として人気があるほか、近年ではハロウィーンの飾り付けにも使われるという。
収穫は今月下旬から始まり順次出荷されるため、見頃は10日間ほど。農家は「近くの保育園児の散歩コースで楽しんでくれている。写真撮影はマナーを守ってもらえれば」と話している。