エルトン・ジョン、デュア・リパとのコラボ曲で16年ぶり通算8曲目の全英1位を記録

Elton John photo: Rocket Entertainment

エルトン・ジョン(Elton John)は、デュア・リパ(Dua Lipa)とのコラボ曲「Cold Heart (Pnau Remix)」で、16年ぶり、通算8曲目の全英1位を記録した。この曲は、3週連続で2位を獲得した後、10月15日に発表された最新チャートで1位になったことが発表された。

週間の売上は64,000枚で、その中には590万回のストリーミングと、限定版CDシングルの5,000枚のフィジカル・セールスが含まれている。エルトンが最後に全英1位を記録したのは、2パックの遺作となった2005年のシングル「Ghetto Gospel」へのゲスト参加によるもの。また、デュア・リパにとっては、2017年の「New Rules」、2018年の「One Kiss」に続く、3度目の全英1位となった。

<動画:【和訳MV】Elton John & Dua Lipa – Cold Heart (PNAU Remix)>

「Cold Heart (Pnau Remix)」が1位になったことで、エルトンの友人であるエド・シーランのシングル「Shivers」の連続1位記録は4週でとまることになったが、今週初め、エドはファンに対して、エルトンが代わりに新たな1位になってほしいと以下のように懇願していた。

「エルトン・ジョンが、僕を全英1位から引きずり下ろす近いところにいます。そうなったら彼にとって約20年ぶりのナンバーワンになるだろうし、僕はそうなってほしいと心から思っているよ」

エルトンは「Your Song」の初ヒットから5年以上が経過した1976年に、キキ・ディーとのデュエット曲「Don’t Go Breaking My Heart」で念願の初の全英1位を獲得。その後のシングル1位は、1990年に「Sacrifice / Healing Hands」でソロ初のNo.1を獲得するまで待たなければならなかった。

1991年にはジョージ・マイケルと共演した「Don’t Let The Sun Go Down On Me」が1位を獲得し、1997年には「Something About The Way You Look Tonight / Candle In The Wind 1997」で再び1位を獲得した。

その他のベストセラーとしては、2002年にブルー(Blue)と共演した「Sorry Seems To Be The Hardest Word」のリメイク、2003年に『Thom Bell Sessions EP』に収録されていた「Are You Ready For Love」のリミックス、前述の2005年に2Pacと共演したシングルなどがある。全ての全英1位楽曲は次の通り。

1976年:Don’t Go Breaking My Heart (with Kiki Dee)
1990年:Sacrifice / Healing Hands
1991年:Don’t Let the Sun Go Down on Me (live) (with George Michael)
1997年:Something About the Way You Look Tonight / Candle in the Wind 1997
2002年:Sorry Seems to Be the Hardest Word (with Blue)
2003年:Are You Ready for Love (remix) (with Ashley Beedle)
2005年:2pac – Ghetto Gospel (feat. Elton John)
2021年:Cold Heart (with Dua Lipa and Pnau)

また、エルトンは先日、6つの年代全てで全英シングル・チャートのトップ10入りを記録した初のアーティストとなっている。

Written By Paul Sexton

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