【新型コロナ】時間、季節で変化する湘南の魅力を発信 「分散観光」推進へ、鉄道2社が新たな誘客策

「絵はがきになる日常を。」をコンセプトにしたポスター(江ノ電提供)

 江ノ島電鉄(藤沢市片瀬海岸)と小田急電鉄(東京都)は10月から、「絵はがきになる日常を。」をコンセプトに、江の島・鎌倉エリアへの新たな誘客施策を開始した。ウィズコロナ、アフターコロナの新様式を見据え、時間帯、季節ごとの魅力を発信し、分散型観光を推進する。

 江ノ電、小田急線の各駅では1日から、絵はがきのような風景を捉えたポスターの掲示を順次開始。朝、昼、夜の各時間帯ごとに変化する江の島・鎌倉エリアの風景や名所を撮影したもので、年4回季節ごとに内容を変えて展開する。ポスターを掲出した車両も走る。

 併せて、江ノ電の各駅を起点に徒歩で回れるお薦めスポットをイラストで紹介するパンフレットを無料配布。季節ごとに変化する江の島・鎌倉エリアの多様な魅力を紹介する。パンフは江ノ電の鎌倉、藤沢、江ノ島、長谷の4駅、小田急線は各駅に順次配架する。

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