【富士通レディース】後半粘った渋野日向子 2週連続Vへ「明日もいい位置で終われるように」

渋野日向子(東スポWeb)

国内女子ゴルフ「富士通レディース」2日目(16日、千葉・東急セブンハンドレッドC=パー72)、5位から出た渋野日向子(22=サントリー)が8バーディー、2ボギーの66をマークし、通算11アンダーでホールアウト。首位の古江彩佳(富士通)、勝みなみ(明治安田生命)に1打差の3位につけた。

自身初の2週連続優勝が視界に入ってきた。1番から3連続バーディーを奪うなど、前半だけでスコアを6つ伸ばした渋野だが、後半は13、14番で連続ボギー。「(13番は)ほぼ曲がらないラインを引っ掛けてしまった。悔しかったけど、そんなに引きずっていなかったが、多少の怒りはあったので、セカンドに出てしまって悔しかった」と苦笑いを浮かべた。

それでも、16番、17番で連続バーディー。「全体的に安定して、バーディーパットが決まっていい流れだった。後半はなかなか決まらず、パットをミスしてショットも引きずってしまった。すごく流れが悪かったが、2つ取り返すことができたので、よかった」と振り返った。

ここ最近は好調をキープしている渋野。最終日に向けては「天候がどうなるか分からないが、今日のちょっと強めの風の中でスコアが伸ばせたのは、すごく私的には前向きに捉えていいことだと思うので、しっかり後半悪かったところを直して、明日もいい位置で終われるように頑張りたい」と力強く決意した。

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