2024年パリ五輪の開幕まで30日で1000日を迎えるにあたり、ユニークなイベントが開催される。
パリ五輪組織委員会は、31日にパリ中心部のシャンゼリゼ通りで開かれる5キロのロードレースに、東京五輪男子マラソン金メダルのエリウド・キプチョゲ(ケニア)が出場すると発表。2000人のランナーが走力のレベルごとにハンデをもらい、キプチョゲに抜かされずにゴールできれば、パリ五輪のマラソン本番と同日に行われる一般ランナー向けレースへの出場権を得られるという。
キプチョゲはパリ五輪組織委員会を通じ「世界で最も美しい大通りの一つで、私の前を行く皆さんに挑戦する。この瞬間を共有し、走って全力を尽くし、限界に挑戦する皆さんを刺激することを楽しみにしている」と宣戦布告のエールを送った。