チョコレートの製造・販売を通じて障害者の就労を支援する「久遠チョコレート宇都宮店」が16日、宇都宮市桜2丁目にオープンした。市内で訪問看護事業などを手掛ける「在宅支援ネットワーク」が運営。商品の加工や包装など、障害の有無や程度に応じて選べる仕事を用意する。関係者は「チョコレートが社会の多様性について考えるきっかけになればいい」と話している。
久遠チョコレートは、愛知県豊橋市の一般社団法人ラバルカグループが障害者の社会参加と自立を目指して全国で展開する。宇都宮店は、在宅支援ネットワークと同法人がフランチャイズ契約を結んで営業する。