不調のためファームで再調整していた横浜DeNAの山崎康晃投手(29)が16日、横浜スタジアムで行われた指名練習に参加した。今季中の1軍再昇格に向け、「(状態は)ゲームレベルに達しているし、何とか信頼されてマウンドに上がれるように頑張る」と意欲を示した。
ランニングやキャッチボールで汗を流し、相手を座らせて力強いボールを投げ込んだ山崎。川村投手コーチとは真剣な表情で話し込み、投球フォームを確認した。練習後、守護神復帰への思いを聞かれ、「横浜の最後を締めたいという思いはあるが、まずはチームの勝ちに対して全うしたい」と述べた。
山崎は1日に出場登録を抹消され、14日にみやざきフェニックス・リーグの巨人戦に登板。三浦監督は「フェニックスに1クールいて戻って来るのは当初の予定通りだった。(登板は)まだ決めていない。状態を見ながら」と話した。(中西 悠、写真も)