バスケットB3 長崎ヴェルカ6連勝 豊田合成に94-63

 バスケットボール男子のBリーグ3部(B3)第3節最終日は17日、愛知県稲沢市の豊田合成記念体育館などで6試合が行われ、長崎ヴェルカは豊田合成に94-63で快勝して、開幕6連勝を飾った。
 ヴェルカは第1クオーター、ガード松本のドライブインや速攻で流れをつかみ、4分までに9点を連取した。22-12で迎えた第2クオーターはフォワードのギブスが存在感を発揮。2本の3点シュート、スチールからの速攻などで12得点を挙げ、50-31と差を広げた。
 スタメンに戻して入った第3クオーターは持ち味の堅守を披露した。相手のカットインやスクリーンプレーに、狩俣や近藤のガード陣がしっかり対応。圧力をかけ続けながらパスの出しどころを防ぎ、何度も苦しいシュートを打たせて失点を6点にとどめた。73-37と大量リードで迎えた第4クオーターも、フォワード野口らを軸に流れを渡さなかった。
 このほか、ヴェルカと同じく開幕から無敗の岩手が山口を90-59で下して6連勝。A千葉もアイシンに82-59で快勝して4連勝とした。順位は得失点差で岩手が1位、ヴェルカが2位につけている。
 第4節は21~24日、各地で14試合を実施。ヴェルカは23、24日、大村市のシーハットおおむらで八王子との2連戦に臨む。

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