高校生と被爆者が共同で制作する「原爆の絵」。基町高校で今年度の作品づくりが始まりました。
「原爆の絵」は高校生と被爆者が話し合い、約1年をかけ制作します。
2007年から毎年行われていて、これまでに171作品が完成。原爆資料館で保管され、証言活動や展示会に活用されています。
今年度は被爆者6人、基町高校の生徒11人が参加します。
初参加・日高乃愛さん(1年)「今は自信がなくて不安だが、証言者さんが伝えたいことにあう絵が描けるよう頑張りたい」
原爆で両親を亡くした被爆者 笠岡貞江さん(89)「原爆の恐ろしさをなお一層自分で心にとめて、それを自分の持てる力で他の人に伝える役割をしてくださるように」
作品は来年6月ごろ完成し披露される予定です。